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オーストラリアの交通違反は厳しい?罰金の払い方【クイーンズランド州】

 

交通

 

ゴールドコーストに住むと、よほど中心地で生活をおさめていない限り車を持つことが必須となるでしょう。

オーストラリアは日本と同じ左側通行右ハンドルで運転しやすく、海外で運転なんてかっこいーとテンションも上がると思いますが、運転する上で色々注意点はあります。


まずオーストラリアはとにかくスピード違反が厳しいです。(スピードは出さないのが当たり前ですが)
また、交通違反なんてしないのが当たり前とみんなで誓いましょう。ですが、ちょっと下り坂でスピード出ちゃいましたってだけでも秒でアウトなのがオーストラリアです。


当記事ではオーストラリアの交通違反についてと、違反をしてしまった時の罰金の支払い方についてご紹介します。

 

 
罰金は英語で”fine”|ファイン だよ

 

 

 

 

 

 

スピード違反の通知はどうやってくる?

 


私は運転歴は12年ほどあり、大半を日本で運転していました。しかし日本ではスピード違反で捕まったりしたことがないので日本はこうですっていうのがわからないのですが、
ここゴールドコーストの場合は違反を取り締まるためのカメラが道路のいたるところにあります。
または、道路のよこの茂みによく警察の車が隠れています。


違反をしてしまうと、自分の車が道路を走っている写真とともに請求書が入った白い封筒が届きます。

 


高額な罰金ももちろん痛いですが、それよりも免許証のポイントを減点されてしまうのもかなり痛いです。

(免許のポイント:3年間有効の免許証で12ポイント付き)


どのぐらいスピードを出していたかで減ってしまうポイントと罰金の額が変わってきますので以下で見てみましょう。

 

(規定より)
13km/h以下…$177 1ポイント

13km/h以上20km以下…$266 3ポイント

20km/h以上30km/h以下…$444 4ポイント

30km/h以上40km/h以下…$622 5ポイント

40km/h以上…$1,245 8ポイント+6ヶ月間の免停

 

 

「あなたはどこで(ストリート名)いつ(時間)80km/hのところを10km/hオーバーしていまいたよ」
っていう内容のお手紙と請求書が白い封筒に入っておうちに届きます。


夜に違反をするとフラッシュをたいて写真を撮られるので気付くと思いますが、昼間だと写真を撮られたことにまず気付かないでしょう。


そのため、郵便受けに白い封筒が入っているとみんな「まさか…?!」ショックを受けるのです。



 

スピード違反の罰金額と他の影響

 

12ポイントなくなってしまったらどうなるの?

 

そんなことが起きないのが望ましいですが、仮に3年間で12ポイント全て失うと、“Accumulation of Demerit Points-Notice to Choose”というお手紙が届きます。

お手紙の内容は、「こんなにポイントを失ったあなたに最後に選択肢を2つ与えますよ」って内容です。

 

その2つの選択肢とは、

①指定期間の免停
②今からの1年間全く無違反で過ごしてください


とのこと。
②を選んだ方がもし新たに違反をしてしまうと即免停です。

 


 
ちなみに免停は英語で”suspension”|サスペンション

 

 

 

罰金の支払い方法

 

もちろん免許センターや郵便局でも支払いができますが、やはり何でもネット上で手続きができるオーストラリアでは持っている銀行口座のインターネットバンキングで簡単に支払いができます。


パソコンよりもスマートフォン内のアプリでサクッと支払いできます。

 

 

①まず、お持ちの銀行のアプリにログインし、”Pay”(支払い)を選択します。



 

 

 


TMR OFFENCE(罰金の支払先)をまだ知らなければ新規Payee(支払先)として追加。


 

 

 

③普段家賃や学費などを支払う時、ほとんどが“BSB and Account Number”を選択しますが、今回は“BPAY”を選択。




 

 

④届いた請求書に記載してある“Biller Code”を入力。



 

 

 

⑤届いた請求書に記載してある“Ref.”と、請求額を入力します。最後に右上の”Pay”をタップして完了です。





本当にサクッとできるので、白い封筒が届いたらショックかもしれませんが忘れないうちに支払いましょう。

請求書に記載されている支払い期限を過ぎてしまうと請求額がもっと上がることになってしまいます。


罰金の請求は白い封筒のお手紙だけでなく、メールでも届くので見落とさないように気をつけてくださいね。


 

その他の交通違反の一例

 


・シートベルトは後部座席の人も下道でも必ず付けていないといけません。


付けていないと罰金の額は$391で3ポイント減点。

赤ちゃんがチャイルドシートを使わずにお母さんに抱っこされていても、同内容の罰則です。


・運転中にスマートフォンを見ていても$391で3ポイント減点。


・信号無視も同じ程度の罰則があります。そしてオーストラリアは駐車違反も大変厳しいです。もうこれはケチって路上に停めないで有料駐車場に停めるほうがいいかと。



そしてなんともオーストラリアらしいことにコアラを轢いてしまった・・・という時は車を停めて野生動物救急隊か警察に電話をしなければいけません。
コアラ以外にも有袋類の野生動物を轢いてしまったら袋にいる赤ちゃんが無事か確認したり、車の損傷がひどくなければ病院に自分で運んだりと色々あるそうです。

 

これは現地のツアーガイドの人に聞いた話しなので、実際のところは詳しく知りませんが知識として覚えておくとgood。

 

 

 

まとめ

 

オーストラリアは国民性的にとってものんびり〜とした国ですが、いざという時には大変しっかりとした、時には厳しいぐらいな部分があります。

なので少しのスピードオーバーでも警察は秒で違反のチケットを切ります。

日本と交通ルールは結構似ていて運転しやすいので、留学生やワーホリメーカーでも運転デビューしやすいと思いますが、免許証のポイントもうっかりしているとあっという間になくなっていきます。

 

罰金の支払いはスマホでサクッとできるので支払い期限以内にやりましょう。

なによりも安全が何より大切と心がけて運転してください。