面接に繋がるレジュメの配り方を大公開!【オーストラリアワーホリ編】
海外の仕事の探し方で日本と大きく違う点は、やっぱり履歴書を直接働きたいお店へ持ってい行くことではないでしょうか。
直接お店に行くのはやはり緊張しますが、履歴書を配り歩くことはワーホリの醍醐味ですよね。
これからワーホリへ行くみなさんや今海外で仕事探し中のみなさんに、私がオーストラリアに住んでいた時に発見した、面接に繋がりやすい履歴書の配り方をご紹介します。
※履歴書は英語でResume(レジュメ)またはCV(シーヴィー:Curriculum Vitae カッリキュラム・ヴィータイの略)
ワーホリでする「レジュメ配り」とは
まず「レジュメ配り」とは、仕事探しとしてお店に一軒一軒入りお店の人に自分の履歴書を配ること。
もちろんワーホリメーカーだけでなく、私の知る限り英語圏では現地の人も仕事を見つけるためによくやっていることです。
日本だとあまりないことなのではじめは慣れないことですよね。
今はインターネットでの応募も主流になっているせいか、ワーホリメーカーの間でレジュメ配りはなぜか賛否両論で
なんて言う人も中にはいます。(なんてことを言うんだって感じです)
決してそんなことありませんよ。努力する人の行動に意味のないことなんてないはずです。
レジュメを配ったタイミングでそのお店が新たに従業員を募集していなくても、急に誰かが辞めてしまった時に変わりを探すにも求人を出している暇もなく、保管しているレジュメの中からランダムに電話をすることが結構あります。
ではレジュメをまず受け取ってもらうために気をつけるべきことを見てみましょう。
レジュメを配るのに最適な時期と時間帯
配りに行く時期と時間帯が最適なら「レジュメ配りは意味がない」ことにはならないと思います。
配る時期としてはオーストラリアなら9月〜12月がベスト
夏(オーストラリアは季節が日本と逆)やクリスマスのイベントに向けて一番人手が必要になります。お店はそれに向けてだいたい9月頃から徐々にスタッフを増やしていくので大チャンスです。
または各学校の卒業シーズンなども多くの学生たちが卒業と就職に伴いアルバイト先を辞めるのでチャンスなのではないでしょうか。
レジュメ配りの時間帯は平日の10時〜11時頃が狙い時
だいたいどこのお店も10時〜11時頃はお店がちょうどオープンし、スタッフが準備やミーティングをしているところです。
マネージャーやオーナーもその時間帯には店頭にいることが多いですよ。
レストランなら忙しいランチ/ディナータイムまたは週末を避けて行きましょう。
夕方3時〜4時も狙い時
夕方3時〜4時は飲食店なら一番空いている時間帯なのでそこも狙いどきです、しかしマネージャーや権力のある従業員がランチ休憩に出てしまってる可能性があります。
※カフェは早朝にオープンするので閉店前の2時半過ぎが狙い時。
ワーホリでレジュメを配る場所について。どんな職場がいいか
とあるストリートで端から端までレジュメを配るよりか「ここなら行けるかも」とお店をある程度絞ってから行くといいですよ。
アパレル店勤務の経験があればレストランよりアパレル店を優先したり、少しでも採用されそうなところを優先しましょう。
ワーホリ仕事探しでは、英語圏なら特に「経験の有無」が非常に重視される世界なので職種を絞ることは重要ポイント。履歴書と時間の節約にもなります。
あとは客層やスタッフの年齢層なども気にしてみてください。完全にオージーに囲まれて働きたいところですがスタッフの層がインターナショナルな方が我々日本人も入りやすいでしょう。
また英語が片言な観光客が集まるような場所は、英語以外の言葉を話せるワーホリメーカーが大活躍できる場でもあります。
レジュメを配る時に使える英語フレーズ。効果的なレジュメの渡し方
まずお店に入り、マネージャーレベルの人がいそうかを確認してみてください。
渡す準備ができたら
“Excuse me. I am looking for a job. May I talk to your manager?”
と声をかけてみましょう。
マネージャーがいたら
”Hi I am Asako, Nice to meet you. I am very interested in working at this restaurant. …”
(こんにちは朝子です。よろしくお願いします。このレストランでとても働きたいです…)
などレジュメを渡しながら簡単に自己紹介をしてみましょう。
この時、明日から来れます!経験めっちゃあります!と猛烈にアピールするよりか、ニコニコしながらSmall talk(世間話)でもした方が効果的です。
話が盛り上がったところで「じゃあ面接しよっか」なんて言ってもらえることもありますよ。
もしレジュメを渡した直後に、“Thank you. I’ll call you tomorrow” (明日電話するね)と言われたら、相手の電話番号だけ教えてもらっていったん帰りましょう。
次の日電話が来なければ、単に忘れていた可能性もあるので電話をかけてみるといいですよ。
“Hello this is Asako, I went to your restaurant to apply for a job yesterday. Thank you very much for your time…”
(昨日仕事応募しに伺った朝子です。昨日はお時間ありがとうございました。)
と電話で話し始めると、マネージャーが「ああ昨日の子か!」と面接やトライアルの日程をすぐに決めてくれることが多いです。
なかなか緊張する行為ですが、仕事につなげる大チャンスなのでぜひやってみてくださいね。
マネージャーがいなかったら
マネージャー、オーナー以外の従業員たちにはレジュメをなるべく渡さないようにしましょう。
アルバイトの子たちにレジュメを渡してもちゃんとマネージャーに伝えてくれるかわかりませんよね。
忙しさのあまりレジュメをマネージャーに渡し忘れることも多々あります。
またはレジュメを渡しにきた人が自分が気に入らないタイプだったり、従業員が増えて自分のシフトが減ってしまうことを心配したりといった理由で見えないところでみなさんのレジュメをこっそり捨てる人もいるのです。
オーナーがいたら
マネージャーよりも誰よりもオーナー(経営者)がスタッフ採用の権利を握っています。
オーナーがいればオーナーに話しかけてレジュメを渡すといいですよ。
それにオーナーはお店を1から作って経営してきたので苦労を知っていますし、真っすぐ頑張っている人を正しく評価してくれます。
ただ、ここでも様子のおかしいオーナーがたまにいるのでそこは気をつけてくださいね。
もうひとつの面接に繋がる効果的なレジュメの渡し方
時間を作ってレジュメ配りをする他に、面接に繋がるもうひとつの効果的なレジュメの渡し方があります。
それはお客さんとして店員さんと仲良くなりそのままレジュメを渡すことです。
私はゴールドコーストにいた時に3回ローカルのレストランやカフェで働きましたが、そのうち1回はお客さんとして食事を楽しみながら応募をしたのがきっかけでした。
テーブル担当のウェイターと話が盛り上がって、帰り際に「お料理もすごく美味しかったしまた絶対来ます」と伝えた時になんとなく今仕事探しをしていると伝えたら、「今募集してると思うからマネージャーにレジュメ渡してみれば?一緒に働こうよ!」と言ってもらったのです。
その時はレジュメを持っていなかったので次の日のオープンと同時にレジュメをマネージャーに渡しにいきました。
前日のディナー最高でしたといいながら応募をして、やる気を認めてもらえたのかその場でトライアルの日程を決めてもらえました。
そんなこともあるので、プライベートでどこかお店にいる時も常にアンテナを張っておくといいかもしれませんね。
あとはレジュメを配って応募したお店から後日電話が来ると思うので、お店の電話番号を自分の携帯電話にしっかり登録しておくといいですよ。
さいごに
ワーホリメーカーが必ず通る道とも言えるレジュメ配り。
日本に住んでいるとなかなかお店に直接仕事の応募をしに行くことはないので初めは慣れないと思います。
初めはそこまで働くことを希望していないお店に何枚かレジュメを配りに行って練習してもいいかもしれません。
経験が重視されるワーホリ仕事探しでは、自分がこれまでにやってきたことをうまく繋げられるといいですね。
英語にまだ自信ないなぁ、スキルも経験もじゅうぶんではないなぁ。と悩んでいるみなさんもレジュメを配る時間帯や渡す相手を正しく選べば仕事ゲットに繋がる可能性が大きく広がります。
そして一番採用される可能性があるのは相手がスタッフを募集をしている時なので、何度もレジュメを配れば必ずいつかはタイミングが合いますよ。
当記事でご紹介したレジュメ配りの方法をぜひ参考にしてみてください。